2013年07月31日

必要不可欠であっても無駄になる物

今年の夏に、国や自治体で備蓄しているインフルエンザの薬が1800万人分期限切れを迎えて廃棄されることになるそうです。

額面にして300億円をそのまま捨ててしまうことになり、まさに税をどぶに捨てるような形になって勿体無い限りですが、

こればかりはどうしようもない事ですよね。



凶悪なインフルエンザがいつ人間に感染するように変化するかわからない中、できるだけ多くの備蓄が必要なのはいつの時代も変わらず、

薬品に定められている使用期限は、使う人の安全を考えて設定したものですから、

どちらも国民の安全のために備えであり、国民の安全を考えての廃棄であってどちらも必要な事です。



今回は無駄になったからと言って、これから先も必要がないかと言えばそんなはずもなく、

非常用の保存食の様に期限が迫れば食べてしまうというわけにもいきません。



無駄を出さないためには、パンデミックが発生する傾向が見られた時に、迅速に不足が出ないだけの生産ラインを確保することでしょうが、

残念ながらそれはほぼ実現不可能でしょう。



この際限なく続く無駄のサイクル、いつか良い解決策が見つかればと思わずにいられません。

熱海ホテル ランキング
熱海 ふふ
  


Posted by ぼく at 16:09Comments(0)